中ぐり盤の原点でもある主軸につきましては、創業以来一貫して素材から超仕上げまで30数工程、及び厳しい品質管理を経て仕上げており、長年の使用においても摩耗は皆無です。
表面硬化はガス窒化処理を行い、歪量が最小になるよう専用炉を指定し、炉に挿入からテストピースチェックまで日数をかけて窒化処理にあたっており、窒化層の深さはJIS規格より深く、主軸内外面の完成表面硬度はHS95(HRc67)以上を保持しております。
歪量(変形、振れ)を最小にする為、初期機械加工工程後に残留応力除去、焼鈍を複数回実施しております。又、主軸外径に弊社のノウハウを用いた超仕上げを施すことにより、光り輝く主軸へと仕上げ耐摩耗性を向上させております。
脈々と受け継がれた匠の技を活かし、機械加工では得ることのできない平らで滑らかな摩耗の少ない摺動面を手仕上げで1つ1つ丹精を込めて造り上げます。
百有余年蓄積された技術、ノウハウを用いて、顧客要求に合わせた一品一様の機械を提供して参ります。
欲しい仕様の機械があるが見当たらない、他社で断られた、などの場合は是非一度弊社へお問い合わせ下さい。
中古機械の修繕はもちろん、NC化・NC入替・ストローク延長など、野村製作所の製品はもちろん、他社製工作機械のレトロフィットも承っております。